大判プリンタの印刷コスト管理

大判プリンタの用途は図面などのラインドローグラフィックスや、フルカラーのポスター印刷など、特殊な用途に使われます。図面などは主に赤、黒、青などはっきりした色分けができればそれで良いのですが、ポスターなどでは、写真を印刷したり、中間色を多用する場合があります。このような場合、インクの色を複雑にスクリーントーンを使って、重ね合わせる必要があります。そのため、インクの消費量も多くなり、コストがかかることになります。また、紙質も重要で、高価な紙が使われます。

 

このようなランニングコストの高いプリンタを自由に社員に使わせていると、1年間、積算すると、かなりのコストがかかります。

 

プリントジョブモニターを印刷用に用意されたPCにインストールすれば、簡単に、だれが、どのくらい印刷したのか集計することができます。単位長さあたりに消費されるコストを設定しておけば、使ったロール紙の長さで集計することもできますし、A0, B0, A1などサイズで消費量を集計することもできます。また、ユーザー指定のサイズも、自動的に用紙サイズとして、登録することも可能です。

一度ユーザー指定サイズを印刷したあと、それを任意の名称を付けたサイズとして登録することができます。

 

プリントジョブモニターは、キヤノン、エプソン、HP社の大判プリンタの集計ができる、数少ないソフトウエアの一つです。

2017年09月30日